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2015年3月アーカイブ

プログラミング・ラブ

企業は「何をやるか」ではなく「誰とやるか」が一番大事だと言われます。これは有名な素晴らしい書籍「ビジョナリーカンパニー2飛躍の法則」で説明されている考え方で、「適切な人とバスに乗り、その後に行き先を決める」とされています。

何をやるかを決めてから人を集めると、事業方針の変革で辞める人が出て来るのは、考えてみれば当たり前のことだと痛感します。ベンチャーの事業方針はけっこう大きく変わります。うちも例外ではありません。

この事業方針の変更は全てを変える訳ではなく、今まで積み上げた成果を残しつつ軸足を変えずに目指すところだけを変えます。こうして時代の波を乗り越えながら大きな成功を目標に成長して行くのです。ところが方針の変更で人が辞めてしまうと価値の積み上げが難しくなります。サービスレベルの維持だけで手一杯になるのです。

そこで今後「誰とやるか」を優先するために、どのような人とチームを組みたいのかをじっくり考えて、確実に言えることを絞り込みました。

エンジニアの採用に限った話ですが「プログラミング・ラブ」であること。

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理由は単純で、社内のエンジニアも私もプログラミングが心底好きだから。私の場合、しばらくまともにコードを書いていませんが、プログラミングに対する情熱は長年変わっていないです。

いままでの採用の時もプログラミング力は見てきたのですが、プログラミングが好きかどうかはあまり気にしていなかったと思います。だから今後の採用では、プログラミング力が大事なのは今までどおりですが、それ以上にプログラミングがどのくらい好きなのかを見ていきたいと思います。

現在、うちはアプリ開発エンジニアの中途採用活動を行っています。プログラミングがとにかく好きな方で就職先・転職先を探している方がいましたら、是非問い合わせフォームからご一報下さい。学歴・職歴不問です。応募の詳細を個別にご連絡致します。もしご一方頂けたときに採用が終わっていても次の採用のときに改めてご連絡します。

一緒にバスに乗りましょう。そしてこのバスを社名ではなく「うちの会社」などと気安く呼んで欲しいです。


ベータ版から正式版になったAndroidの開発環境「Android Studio」を試してみました。見た目から好印象。少々の空き時間でAndroidで動くコードも少しだけ書いてみましたが、やはり新しい開発ツールは良い感じです。コード補完も優れていますし、私が使った範囲ではきちんと安定しています。開発ツールが良いとコーディングミスも減って仕事が捗りそうです。

私が普段持ち歩いているのはiPhoneなのですが、なんとなくAndroidもいいなと思い始めたときに、ちょうど会社の近くでAndroidの掘り出し物を見つけて即買いしました。見つけたのはXPERIA Z3 Compact。SONYの最新機種です。未使用品なのに税込み3万円強で驚く安さ。SIMはiPhoneと同じnano SIMなので差し替えるだけで使えます。やっぱりオフィスが秋葉原にあるとこの手の衝動買いは減らないです。(^-^;)

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このXPERIA Z3 Compact。上下の枠が狭くコンパクトなのに大きめの画面。さらにポタアンなしでもハイレゾが再生できて楽しいです。

こうなってくると、本格的にプログラムを書きたいと妄想が始まります。「曜日と時間帯にあわせてお気に入りの音楽を再生するヘビロテアプリを作ったら楽しいだろうな。とりあえず動くだけなら簡単だろうし」とか・・・。

アプリ開発の会社をやっているのだから、何か作るならちゃんと企画して仕事でやるべきだし、仕事でやるなら開発はエンジニアに任せるべきと考えると、いつまでたっても自分でプログラミングは実現しないのですけどね。


プロフィール

山口達雄
山口達雄

SIerの社長ブログへようこそ。大規模システム開発のプロマネから、OSネイティブなプログラミングまでこなす現役エンジニアです。

SIerとは:「エスアイヤー」と読みます。情報システム開発において、コンサルティングから設計・開発・保守まで一貫したサービスを個別企業のお客様に提供する会社のことです。


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