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2007年11月アーカイブ

ホームページのリニューアルが完成しました。
昨夜、公開したばかりです。

http://www.componentdesign.co.jp/

10038762061.jpg


コーポレートカラー

ホームページのリニューアルに合わせて、
ロゴの色も見直すことにしました。

と言うよりは、今まで曖昧にしていたコーポレートカラーを決めたと
言ったほうがあっているでしょうか。


ちなみにこれがもとの色。
10037271887.jpg

次は最近検討してボツになった色
10037272000_s.jpg

私はこの色、嫌いではないのですが、くすんで見えるのでNG扱いに・・・。

最終的に決めた色がこれ。元の色を若干操作して作った色です。

10037272299_s.jpg

少し落ち着いた感じを狙っているのですが、どうでしょうか。

さて、ホームページリニューアルも最終段階。

もうすぐ完成です。


残業時間の集計

ここ半年間の残業時間を集計しました。


管理職を除いた、1ヶ月あたりの残業時間の平均は20.9時間でした。
人によって片寄りもあるのですが、平均でこれならまずまずと
いったところでしょうか。


つい最近まで忙しいプロジェクトが1つあったのに、全体平均が
この程度で済んだのは、付き合い残業をする人がいないことや、
仕事の状況に対して、スケジュールや体制をマメに見直しているところが
大きいのだと思います。

※無駄な残業は疲れるだけですからね。



ところで、忙しいことやうまくいかないことを
誰かのせいにすると、プロジェクトはいい方向には進みません。


責任とは自分で感じて全うするために努力することで
良い効果がでるのであって、
責任を追及しても大した改善が望めない
のは普通のことだと思います。


失敗や問題は、すべて前向きに考えて対処する必要があるのです。

「Aさんの責任だ。Aさんの責任を追及してやらせよう。」
はNGで、

「Aさんのこのやり方が間違っていた。
やり方を改善して失敗のないように改善しよう。」
が良い方法なのですよね。


現在開発中のBI(ビジネスインテリジェンス)のシステムについて
お客様社内への説明会を行ってきました。


今回説明を聞いて頂いたのは、主に自社システムの開発と保守を

担当されている方が中心です。


今回の説明会は、システム全体像をつかんで頂くために行ったのですが、
さらにBIの可能性を把握して頂いて、今後の応用に役立てて頂ければと思います。


ところで、BIは本を読んだり、ネットで調べたりすると、
学問的なうんちくから始まることが多いので、
敷居が高く見えてしまうことが多いようです。


でも実は違います。そんなに難しいものではありません。


聞きなれない用語のオンパレードなので、
用語の意味を把握するまで説明を理解しにくいのが原因です。


私はBIの説明のときは、必ずデモを行うようにしています。

知っている方には納得いただけると思うのですが、
使い方から入ると、単純明快です。


BIの説明は、過去数回行っているのですが、もっとブラッシュアップして、
聞いて頂く方に直感的に理解して頂けるように説明の腕を磨きたいと思います。

先ほど、同じビルの7Fのハローワークで会社説明会に参加してきました。

IT系の会社5社が集まって、求職者の方に会社説明をする会です。


お客様向けのプレゼンはよくやっていますが、
大人数の求職者の方へのプレゼンは初めてです。


緊張してしまいましたが、思っていることをそのまま、

しかも声を大にして、一席ぶってきました。

「マーケットに対して、私とメンバーと一緒に勝負したい方を探しています!」


メンバーに、どうだったと尋ねると、

「張り切り過ぎです。。。でもよかったですよ。。。」


まあまあだったようです。



さて、私は途中退出してしまいましたが、

ちょうど今頃、各会社からの説明が終わって
求職者の方と会社の担当者が1対1で、質問したり話を

聞いたりしているはずです。

面接希望もその場で受け付ける仕組みです。


さて、結果は如何に・・・


手元にLAPPの環境を用意しようと、久しぶりにLinuxをインストールしました。

チョイスしたディストリビューションはCentOS4です。

せっかくなので手順を以下に記述しました。
決して難しいものではありませんが、参考になれば・・・。


 ※LAPPとは
  定番オープンソースによるWebアプリの環境のことです。
  LAPPは以下の組み合わせで、それぞれの頭文字でLAPPと表現します。
   Linux (OS)
   Apache (Webサーバー)
   PostgreSQL (DB)
   PHP (プログラミング)

ちなみに、CentOSはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のフリーの
ディストリビューションで、RHELのソースコードを使い、
商標、商用パッケージを除外したものです。

1.バージョンを決める
 さて、CentOSの最新はCentOS5ですが、
 レンタルサーバーは、3か4がまだ主流のようです。
 今回は無難にCentOS4を選択しました。

 バージョン番号はその最新である4.5です。


2.ダウンロード
 CentOSは、http://www.centos.org/ のサイトからダウンロードできます。


 ページ中段のCentOS 4 Releasesのセクションの下に
 "Download CentOS 4 ISOs"があるので、ここをクリックし、
 続いて"i386/"をクリックします。


 次に、Actual Country から適当なサイトを選択して、
 以下の5つのファイルをダウンロードします。


 CentOS-4.5-i386-bin1of4.iso
 CentOS-4.5-i386-bin2of4.iso
 CentOS-4.5-i386-bin3of4.iso
 CentOS-4.5-i386-bin4of4.iso
 sha1sum.txt


 拡張子がisoのファイルはCDのISOイメージのファイルです。
 sha1sumはsha1のハッシュを使ったチェックサムです。


3.ダウンロードファイルの確認
 sha1のツールを使って、sha1のチェックサムを生成します。
 sha1のツールは以下からダウンロードできます。


 ftp://ftp.gnupg.org/gcrypt/binary/sha1sum.exe


 ダウンロードしたら、isoファイルを置いたフォルダで、
 以下のコマンドを実行して、
 オリジナルのsha1sum.txtと一致しているかチェックしてください。
 sha1sum.exe *.ios > sha1sum1.txt


 ちなみに、チェックサムの取得は数分ほどかかります。

 ※ハッシュとは
  元データから演算によって生成する短いデータのこと。
  このデータから元データは復旧できませんが、
  2つハッシュを比較することで、そのハッシュ生成元の元データが
  一致しているかを類推することができます。

  ハッシュはいろいろなところで使われますが、今回の場合は、
  あらかじめ演算済みのハッシュと、ダウンロード後にツールで演算した
  ハッシュが等しいかをチェックすることで、ダウンロードが正常に
  行われたかを確認することができます。

  尚、sha1は代表的なハッシュアルゴリズムです。


4.CD-Rを焼く
 CentOSのインストールのためにいったんCD-Rを焼く必要があります。


 isoファイルをCD-Rに焼くためのツールをダウンロードします。
 このツール、iso専用なので今回の用途には使いやすいです。
 http://isorecorder.alexfeinman.com/isorecorder.htm


 インストールが終わったら、
 エクスプローラからisoファイルを右クリックして、
 "Copy image to CD"を選択し、"next"ボタンを押すだけで、
 ISOイメージのCD-Rが焼けます。


 使っている環境に合わせて、
 ISO Recorder V2 - for Windows XP SP2 and Windows 2003
 または
 ISO Recorder V3 - for Windows Vista
 のどちらかを選択してください。


5.インストール
 さて、CDが準備できたらインストールを行います。

 (1)1枚目のCDでPCをブートします。

10036416169_s.jpg


(2)CDのテストをするかを尋ねられます。
右矢印キーでSkipにカーソルを移動し、Enterで実行します。


(3)Welcome to CentOS-4 i386の画面がでます。
 ここからGUIベースの画面です。
 この地点でマウスは有効になっています。
 右下のNextボタンを押します。


(4)Language Selectionの画面が出ます。
 もちろんJapanese(日本語)を選びます。
 行選択したらNextボタンを押します。


(5)キーボード設定
 ここからは日本語表示です。
 Japaneseを選択して、次ボタンを押します。


(6)インストールの種類
 パーソナルデスクトップ、ワークステーション、
 サーバー、カスタムから1つを選択します。
 ここではカスタムを選びました。


(7)ディスクパーティションの設定
 デフォルトの自動パーティション設定のまま次ボタンを押します。


(8)自動パーティション設定
 システムのすべてのパーティションを削除を選択して、
 次を押します。


(9)警告
 パーティション削除の警告がでるので、はいを選択します。


(10)ディスクの設定
 ここでディスクのパーティション設定が表示されます。
 ちなみに私の環境だと、swapが2GB、/bootマウントポイントは102MByteが
 設定されていました。

 そのまま次ボタンを押します。


(11)ブートローダーの設定
 他のOSを使う時などのためにブートローダーの設定を行います。
 ここではなにもせず、次ボタンを押します。


(12)ネットワークの設定
 (DHCPがデフォルト表示されました。)
 ホスト名.ドメイン名の形式でホスト名だけは適切なものを設定して
 次ボタンを押しました。


(13)ファイヤーウォールの設定
 ファイヤーウォールとセキュリティ制御(SELinux)の有効/無効等を選択します。
 今回は社内開発用なので、ファイアーウォールなし、SELinux無効を選択しました。


(14)ファイヤーウォールなしの警告
 (13)の設定により警告が出ます。続行を選択します。


(15)追加の言語サポート
 次へボタンを押します。


(16)タイムゾーンの選択
 次へボタンを押します。


(17)rootパスワードを設定
 パスワード、確認入力を入力し、次ボタンを押します。


(18)パッケージグループの選択
 必要なパッケージを選択し、次を押します。
 今回は開発用途なので、"すべて"を選択しました。


(19)インストール準備完了
 次ボタンを押します。


(20)必要なインストールメディア
 インストールメディアの確認画面がでます。
 続行ボタンを押します。


(21)インストール
 数十分でインストールは完了します。
 途中でCD-ROM変更のメッセージが表示されたら、
 それに従います。

(22)再起動
 インストール完了のメッセージがでたら
 再起動ボタンを押します。

(23)ようこそ
 再起動すると、ようこそ画面が出ます。
 次へボタンを押します。

(24)ライセンス同意書
 GPLであることが表示されます。
 同意したら、次へを押します。

(25)日付と時刻
 ネットワークタイムプロトコルタブを押し、
 "ネットワークタイムトロトコルを有効にする"をチェックし、
 次へボタンを押します。

(26)ディスプレイ
 解像度を1280x1024を選択して次へを押します。

(27)システムユーザー
 ユーザーアカウントを作成します。
 ユーザー名、パスワード等の項目を入力して、次へボタンを押します。

(28)サウンドカード
 ボタンを押すと、テストサウンドが鳴ります。

(29)追加のCD
 次へボタンを押します。

(30)セットアップを終了
 次へボタンを押します。


 PCが再起動してめでたくOSが起動します。

10036416431_s.jpg

で、これがPCが3台並ぶの図。

10036416537_s.jpg

左から、CentOS, XP, Vistaです。
ディスプレイが3台並ぶと、株式のトレーダーの方みたいですね。



プロフィール

山口達雄
山口達雄

SIerの社長ブログへようこそ。大規模システム開発のプロマネから、OSネイティブなプログラミングまでこなす現役エンジニアです。

SIerとは:「エスアイヤー」と読みます。情報システム開発において、コンサルティングから設計・開発・保守まで一貫したサービスを個別企業のお客様に提供する会社のことです。


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